”William Jones Cup 2019”

7月19~21日まで台湾で行われた「William Jones Cup 2019」に取材に行ってきました。

長年見ないといけないと思っていながら、一度も来るチャンスがなかった

ジョーンズカップを体感でき、アジアの中で日本の現在地を知る、

非常に良い勉強の機会になりました。


国内ではNBAサマーリーグのニュースがベリーベリーホットな時期でしたが、

日本代表のメンバーはシーズンエンドから、きっとオフ無しで突入した

心も身体もキツいの中、チームも個人もファイトとしている姿にグッときました。

9チームが参加し、9日間で8試合を戦うという非常にタフなスケジュール、

しかも暑い台湾で行われるという事で、誤魔化しのきかない

個人の力が試されるトーナメントだと思います。

日本のカードは毎日17:00 TIP OFF。

同じ会場で19:00TIP OFFでホーム台湾戦があるとの事で、

日本戦も後半になると会場はほぼ満席になってきます。

結果はフィリピンのクラブが全勝とチームの完成度の違いをみせ優勝でした。 

1.Mighty Sports(8勝)

2.KOREA(7勝1敗)

3.JAPAN(6勝2敗)

これからHome&AwayでW杯予選を戦う事になる、アジアのライバル達。

ファジーカス選手の帰化、渡邊選手のNBAでの躍動、八村選手のドラフト指名と

日本代表が大きくステップアップした事で、各国もその対策に追われている話を

いくつか聞く事が出来ました。

W杯アジア予選はこれからさらに激しくなる事が予想され、

それによりジョーンズカップの価値はまた変わってくると思っています。

第41回目となるジョーンズカップ。

お世話になった台湾バスケ協会関係者によると、

この大会は台湾の独立が認められていない事で、

台湾代表が長く国際試合を戦う事が出来ず、人気、実力ともに存在感のあった

台湾がかわいそうじゃないか、世界のバスケの発展にならないじゃないかという事で、

ウィリアムジョーンズさんという当時のFIBAの事務総長だった方が、

オーガナイズして始まったのがこの国際大会だという歴史を知りました。


世界にはバスケに熱いおじさんがおったんやなーと、アジアにもまだまだおるわー

という事まで勉強でき、THANK YOU CHINESE TAIPEI !!

I am a BIG FAN of CHINESE TAIPEI NATIONAL TEAM from TOKYO!!

TOGETHER!!  WE STAND!!

井口 基史

■出身:鹿児島 ■出身校:鹿児島南校→愛知学泉大→Cal state Bakersfield→Bakersfield college ■プロ: 富山→滋賀→岩手→大阪 ■資格: 元FIBA国際公認代理人 ■出演: バスケットlive・Rakuten NBA・DAZN・B.WEEK・B MY HERO

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